バイオフィリア緑化の例(プラネット東京営業所オフィス)
バイフィリア緑化
「バイオフィリア」とは,人間や動物の遺伝子 の中に自然界の一部を先天的に「好む」性質や行動特性があり,それが発現しているのではないかという仮説です。「森林浴」はその一例で,目にやさしい緑,清々しい木々の香り,柔らかな木漏れ日,小川のせせらぎや小鳥のさえずりなど,適度な五感への刺激により至福の時間・空間を享受することができます。本研究部門では,視覚,聴覚,嗅覚などの五感を刺激し,グリーンアメニティ効果(癒し,空気浄化,メンタルストレスの軽減など)を高め,健康的で作業効率の高いワークプレイスを実現するためにバイオフィリアに基づく室内緑化(バイオフィリア緑化)に関わる様々な要素技術・デザイン手法・評価法などの研究・開発を行います。
有機液肥の養液循環型栽培(開発中)
ナチュラルオーガニックハイドロカルチャー
現代農業では化学肥料や農薬の過剰散布により、様々な環境問題が起きています。プラネットでは自然に優しい持続可能な循環型ナチュラルオーガニックハイドロカルチャーを目指しています。化学肥料と農薬を使用せず、その代わりに、菌根菌をはじめ、様々な有益微生物及び100%植物由来の自社製有機肥料で、健全な植物を栽培する技術を研究・開発しています。
※「ナチュラルオーガニックハイドロカルチャー」は株式会社プラネットの登録商標です。
キューブプランター型空気浄化システムのイメージ
植物による空気浄化システム
私たちは一日の生活の8割以上を屋内で過ごしており,その傾向は新型コロナ禍によるステイホームで益々顕著になって,室内空気環境の質が極めて重要になっています。当社は,観葉植物のもつ空気浄化能力と植物オイルのもつ殺菌・抗菌・消臭機能に着目した観葉植物と植物オイルを用いた新しい空気清浄システム(特願2021-030571)を開発しました。本システムはハイドロ植物用の培地と植物由来のエッセンシャルオイルを用いることで初めて可能になった空気清浄システムで,換気量削減による省エネルギーにもつながるシステムです。
本研究部門では,この空気浄化システムの基本性能(植物種別空気浄化性能,植物オイルの拡散性状・特性,最適設計法など)をチャンバー実験,実空間での実証試験,CFD解析などで検証するとともに,本システムの改良や応用に関する研究・開発を行っていきます。
ミニ薔薇の設置状況
花卉類の室内栽培
ミニバラを主とした鉢物用バラの室内装飾への利用・普及を目指し、その技術開発を図ることを目的としています。
・適正品種の選定:材料には、開花連続性(四季咲き性)があり、耐病害虫性のある作りやすい丈夫な品種を用います。
・栽培方法の確立:室内でバラを生育するために必要な温湿度などの室内環境、光源として使用するLEDランプの照射位置、照射時間、施肥方法、病害虫対策などを確立します。
・植物栽培初心者でもミニバラが育てられるよう栽培方法をマニュアル化し、MDBSによって栽培フォローができるシステムづくりを目指します。
・生理・心理的評価:デスクに植物を置き、見たり・使ったりすることで得られる生理・心理的効果を確認します。
人工光型植物工場の事例
植物工場
これまで太陽光利用型や人工光型植物工場における最適な環境設計(温度・湿度・CO2・光量)や、肥培管理方法(給液方法・肥料調整方法等)など、さまざまな研究開発を行ってきています。特に,小型の植物工場の開発に力を入れています。飲食店からオフィスまでさまざまな分野をターゲットとし、それぞれのニーズに合った商品を模索しています。その中で、オフィスをターゲットとした小型植物工場は、物理的な環境改善(湿度調節・CO2吸収・VOCの吸着等)やオフィスワーカーのメンタルヘルスの改善効果など働く環境をより良くする商品として新たな市場開拓が期待され、開発に取り組んでいます。また、現在は障がい者雇用支援事業を展開される企業様へのサテライト型の植物工場の導入にも力を入れています。
グリーンインフラの設置イメージ
グリーンインフラ
グリーンインフラは、自然環境が有する機能を社会における様々な課題解決に活用しようとする考え方で,平成27年度に閣議決定された国土形成計画、第4次社会資本整備重点計画では、「国土の適切な管理」「安全・安心で持続可能な国土」「人口減少・高齢化等に対応した持続可能な地域社会の形成」といった課題への対応の一つとして、グリーンインフラの取組を推進することが盛り込まれました。道路,公園,空き地などにおけるプラネットソイルの利用による雨水貯留技術,雨水の有効利用による屋上緑化,壁面緑化に関する要素技術の開発やその実証を行います。